半径6センチメートルの世界-nicoten

青い空に 飛行機雲が線を描く それを見ていた

無駄な会話 一つ一つが憂鬱さえ忘れさせてくれた

僕たちはまだ幼くて 今にただ夢中になってた

なにも怖くなんてなかった そうだったはずなのになぜ

届く距離すらも僕らは 足がすくむようになったんだ

12cmの先を超えて

白と黒のコントラストの向こう側に行きたいと願っていた

いつか終わりが来ると知らず スピードを上げたそのラストに

僕は走っていく

出口のない悩み抱え ひたすらに迷路を進んで行く

フラスコの中に閉じ込めた 僕の感情は

化学変化で カラフルに溶けて消えてった

好きな歌いつも飽きずに  何回もリピートをしてた

その歌が響かなくなって あの頃と何が変わったの

確かめてみたいんだ 今 この気持ちの答え 探している

12cmの先を超えて

白と黒のコントラストの向こう側に行きたいと願っていた

いつか終わりが来ると知っても スピードを上げたそのラストに

僕は走っていく

嬉しかった時も 悲しくて泣いた日も

音楽はいつも鳴ってたんだ 今でも

12cmの先を超えて

君と僕のコントラストの向こう側に行きたいと願っている

いつか終わりが来るとしても  ボリュームを上げたこのラストを

僕は歌っていく

届かない距離を越えて

発売日:2016-08-03

歌手:nicoten

作詞:宮田航輔

作曲:宮田航輔