はちみつハニー-KANAKO

甘い声が溶けるように 僕の上で響く

喉の奥、絡みつく 蜂蜜が溢れた

「君がここに居るみたいだ」

落とされてひび割れた瓶の中

ただ僕は君の名を搾り出した

届かない掌で掴むのは

有り触れた現実の内側だった

流れていく蜂蜜を撫でるように走る

不安定な気持ちにまた足を取られた

立ち上がる事でさえ痛いと思うのは

状況を上手く理解してないからだろう?

酸いと甘いを舐め分けるのは無理だから

僕には君が居てくれればいいよ

冷えた胸が悲鳴を上げるように

ただ僕は君の名を叫びました

頼りない両腕で掴むのは

緻密に組まれている優しさなんだ

I didn't mean to hurt you

If I have excuse, that's it

Every time I love you, perhaps I make you cry

That's the way it is but I am satisfied anyway

Because “honey” is so sweet

何もかもを閉じ込めた瓶の中

ただ僕は愛しさを押し殺した

霞んでるその先に見えるのは

蜂蜜を抱きしめた君なんだよ、ハニー

発売日:2016-07-20

歌手:KANAKO

作詞:蝶々P

作曲:蝶々P