悲しきタンバリン-鈴木慶一

枯れた木の枝 ぶら下がるタンバリン

奏でるリズム

痩せた男が 歌い出すメロディ

土に響いて

遠くの どこかで 鳥が鳴いてる

誰もが悲しい 気分になるよね

宵の明星 そっと探して ずっと見つめよう

地平線に 沈むまでは 僕らは 毎日 友達だろう

空を旅客機が 音も無くよぎる

瞬き霞む

空き缶を踏む 一度だけ強く

風が吹き抜け

遠くの誰かが ライフルを撃つ

獣の声が 聞こえたような気がする

宵の明星 そっと探して ずっと見つめよう

地平線に 沈むまでは 僕らは 毎日 友達だろう

隣の町には 灯りが点り

誰もがきっと 家路につくよね

宵の明星 そっと探して ずっと見つめよう

地平線に 沈んだなら 僕らは 明日も 会えるだろうか

発売日:2009-07-22

歌手:鈴木慶一

作詞:Keiichi Suzuki

作曲:Keiichi Suzuki