海-長渕剛

俺の背中で力果てたお前の指がすべりおち

ゆっくりとゆっくりとシェードランプに灯をともす

白い肌が悲しいほどにシーツに溶けてく

お前の顔ひきよせてそっと口づけた

俺は今 月が落ちた波打ち際に立ち

愛する覚悟を一歩づつふみしめてる

「嘘だろう?」ってあの時 聞けなかったのは

互いの寂しさをわかってたからだ

夜の海に俺の過去を沈めたら

明日からお前と二人で生きよう

身動きすると逃げてくようにお前は震えた

乱れた髪俺の両手で強く受け止めた

にぎりしめた 二つの罪 素っ裸の胸に抱き

23Fホテルの部屋苦しい夜が 降ってた

俺は今 月が落ちた波打ち際に立ち

愛される覚悟を一歩づつふみしめてる

こなごなに砕け散る波のしぶきが舞い

あの時の俺の胸に(ずるさ)突き刺さる

夜の海に俺の過去を沈めたら

明日からお前と二人で生きよう

夜の海に俺の過去を沈めたら

明日からお前と二人で生きよう

発売日:2006-02-08

歌手:長渕剛

作詞:TSUYOSHI NAGABUCHI

作曲:TSUYOSHI NAGABUCHI