小さな惑星-King Gnu

ずっと夢を見ていたいのに

決まった時間に今日も

叩き起こされるんだ

大きな欠伸くらい許してよ

酸素が足りずに今日も

産声をあげているんだ

小さな惑星の

いつもの街角の

何気ない陽だまりの中で

凍った愛が静かに溶け出したんだ

街から仄かに春の匂いがした

結局何処へも行けやしない僕らは

冬の風に思わずくしゃみをした

終わらない歌を

歌っているんだ

意味のない日々に

何を恐れてるのか

鳥たちは無心で飛んでゆく

ただただ空の青に

魅せられてしまったのか

同じ夢を見たんだ

在り来たりな夢だったと

あなたがふっと笑うから

凍った愛がみるみる溶け出したんだ

心の奥底に春の風が吹いた

次第に綻びボロが出てきたとして

まあそれも別にいいかと

くしゃみをして笑い合うのさ

ずっと夢を見ていたいのに

決まった時間に今日も

叩き起こされるんだ

大きな欠伸くらい許してよ

酸素が足りずに今日も

産声をあげているんだ

発売日:2020-01-15

歌手:King Gnu

作詞:Daiki Tsuneta

作曲:Daiki Tsuneta