蛍-THE BACK HORN

星よ 月の雫よ

誰の道を照らすのだろう

風よ 森よ 命よ

孤独さえも包むのだろう

夢中で追いかけた微かなその光

銀河に届きそうな空の下で

張り裂ける夜の中を俺達は走り出す

行き場所を探しながら彷徨った蛍のように 今

雲が空を奪って

優しすぎる雨を降らす

過去の傷や涙を

癒しながら消し去ってゆく

儚く揺らしてる小さなその体

飲まれてしまいそうな闇の中で

駆け抜ける日々の中に想い出の花が散る

寂しさを抱えたまま別々の旅路を歩く 今

遠ざかる蝉時雨 風に消えた夏の香り

張り裂ける夜の中を俺達は走り出す

行き場所を探しながら何処までも行くのだろう

駆け抜ける日々の中に想い出の花が散る

寂しさを抱えたまま別々の道を行く

心にたった一つ消えない景色がある

迷ったその時にはいつでも思い出してくれ

発売日:2008-09-03

歌手:THE BACK HORN

作詞:松田晋二

作曲:THE BACK HORN