ときめきと風の中で-Kaze

何時もと同じ毎日がまた終わろうとしている

夢を把いていた頃の色違いの毎日が今日は何故か恋しくて

気がつけば君のアドレスを見つめていた

時の流れに逆らうように君に電話をかけてみる

コールが鳴る度に心が揺れ動くよ

思わず電話を切る僕と身勝手なあの頃の僕が

輝いて ときめいて 何時だって微笑んだ

かけがえの無い風に包まれ

何一つ君にしてやれないままで

静かに時は流れていたんだね

何時ものように 暗い部屋のドアを開ける僕は

君が居た頃の明るさを手探りで探している

気付けばバスルームの明かりつけてアルバムを開いていた

あの頃の僕達は今の僕に何を語りかけるの

小さな勇気さえ持てない今の僕に

裸の心だけが 今日も震え続けているよ

輝いて ときめいて 何時だって微笑んだ

かけがえの無い風に包まれ

何一つ君にしてやれないままで

静かに時は流れていたんだね

そっとアルバムを閉じる

まるでみせかけの自分に戻るように

そんな僕の姿を消すように

電話のコールが鳴り響く

ときめきと一緒に

かけがえの無い君が今そこに居るから

歌手:Kaze

作詞:KEN

作曲:KEN