秋揺れ-Prague

長い道のりの中で手にしてく一つ一つ

勇ましくは進むけれどまだ何も出来ちゃいないんだ

流れる季節よそっと 輝けもっと

足踏みする心を照らすように

大切なその光は絶やさず 放さぬように

漂う風に揺られて 放つ言葉ははためく

アスファルトに溶けた街が止めどなく語りかける

耳を塞いでしまった弱さにさえ

目を閉じてしまった過去でさえ

大切な言葉だけが与えてくれる感情を

優しい風で抱き締める秋の空 悲しみで満たさぬように

振り切るように駆け抜けた夕暮れが 瞼の奥に広がる

落ち葉の中に埋もれた 時間が動き始める

石ころのように転がって 少しずつ見えなくなる

手を繋ぐ木々の葉が赤く染まり

消えいりそうな想いを示す

身を委ねて景色の中で自由に駆け回れ

立ち止まらず通り過ぎる秋の空 逃さぬように追いかけて

がむしゃらに伸ばした手で掴むものが 忘れないでと語りかけるよ

愛しさに目を開けば秋揺れ

悲しみに耳すませば秋揺れ

耳を塞いでしまった弱さにさえ

目を閉じてしまった過去でさえ

大切な言葉だけが与えてくれる 変えてくれる 引き裂かれそうな感情を

優しい風で抱き締める秋の空 悲しみで満たさぬように

振り切るように駆け抜けた夕暮れが 胸の中で燃え上がるよ

愛しさに目を開けば秋揺れ

悲しみに耳すませば秋揺れ

発売日:2011-10-26

歌手:Prague

作詞:鈴木雄太

作曲:Prague