海原の人魚-Cocco

わたしを初めて 抱いた人は

わたしのためなら 死ねると言った

わたしは笑って 少しだけ泣いて

木影に座って 髪をほどいた

碧い寝息は 明日を夢見て

花が咲くのも 待てずに舵を取った

空がどれほど高いのか

海の彼方で

月は鯨と泳ぐのか

どこまで独りで 飛べるのか

若い力は あふれ出した

あなたが初めて 抱いた人は

あなたの背中に 甘えて泣いた?

わたしの背中に羽根などなくて

星は遠くで 瞬くばかり

夜明けの鐘が 愛しくそっと

全てを消せるわけでもないから

空がどれほど高いのか

海の彼方で

月は鯨と泳ぐのか

想い出す嘘もあるけれど

新しい朝を 全部あげる

わたしなんか

死ねばいいと 想ってた

でもどこかで

わたしだけが

生きのびることだけ

信じてきた

空がどれほど高いのか

海の彼方で

誰が泣いていたのかさえ

ここまで私は 流されて

濡れた人魚は 愛を見た

トゥルラッタ トゥルトゥル ラッタ

消えないにおいと

新しいにおいと

愛したにおいと

愛すべき あなたと

発売日:2000-06-14

歌手:Cocco

作詞:こっこ

作曲:こっこ