自転車-ザ・なつやすみバンド

みずいろの街 揺れたままの道を行くひとりきりの午後

見渡した世界の広さに つぶされて消える

ためいきをついた君のこと 気づかないふりし続けてた

流れてく時の中でまた 出会うことはもうきっとない

夕暮れ いない君を 自転車のうしろ 乗せて走った

振り向かないよまだ あと少しくらい笑わせててよ

枯れ果てたアトリエの隅の 魔法なら忘れてしまった

心の奥で霧雨降る ああ君の声がきこえた

あの日のままの公園 たとえそこに君がいなくても

夕暮れ色に染まる キウイ畑も 目にやきつけて

世界が忘れそうなちっぽけなことも

ここではかがやく

振り向かないよいま

あと少しくらい君と笑いたいなぁ

発売日:2012-06-06

歌手:ザ・なつやすみバンド

作詞:中川理沙

作曲:中川理沙