利己的な遺伝子-PIERROT

左回りの時計に知らされて

併せ鏡の自分を確認する

原色が出迎える朝の風景は

切り刻むように神経を逆撫でる

何気無い毎日が着実に育てていた

複数の意志が全てを破壊する

幾億の遺伝子を超えてまた逢えたら

きっと素敵な夢を見せてあげる

灰色の空を指差して朽ち果てよう

そして一度は閉じた瞼を開いて

Ah, 僕は幾つかの狂気を潜り

人格を操作する術を覚えた

Ah, 君は許される範囲の中で

その時重なり合う僕を愛してればいい

Ah, 僕は幾つかの狂気を潜り

人格を操作する術を覚えた

Ah, 君は許される範囲の中で

その時重なり合う僕を愛していればいい

「ヒビ割れていく仮面はまだ誰にも外せないけれど

遠くで微かに聞こえる声に導かれていく」

「外れかけた理性の箍零れ出すイビツな核

激しく繁殖しながら何処までも増え続ける」

発売日:1996-07-27

歌手:PIERROT

作詞:キリト

作曲:アイジ