涙-PAMELAH

心の中まで冷たくなりそうな夜の都会

何をすればいいのか分からないまま 毎日が過ぎてくよ

私だって本当は誰かのために生きてみたい

でも器用になれない うまくやれない

かじかんだ両手に息をかけて

擦れ違う人達の波に紛れ歩き続けてた

ふと空を見上げると もう1人の私がいる

もっと強くなりなと濡れた頬を叩く

泣いてなんかないよ…

うれしいとかたのしいとか無邪気に笑えなくて

いちばん大切な人の気持ちに傷を付けてしまった

走り過ぎる車のヘッドライトは意地悪に

ひとりぼっちの影 映してゆくよ

自動販売機のコーヒーじゃなく

肌のぬくもりで凍えた身体を暖めて欲しい

こんな気持ちのままじゃ誰にも必要とされない

自分が変わらなくちゃ何も始まらない

やっと気がついたよ

ふと空を見上げると もう1人の私がいる

もっと素直になれと濡れた頬を叩く

こんな気持ちのままじゃ誰にも必要とされない

自分が変わらなくちゃ何も変わらないね

涙はもういらない

発売日:1996-11-20

歌手:PAMELAH

作詞:水原由貴

作曲:小澤正澄