びいだま-アツミサオリ

遠回りも近道もしないで僕らは

明日がくることを 怖がる事もなくて

歩き続けた 深夜の井の頭通り

鮮やかな夢だけ 長く影に延びた

大人未満の僕らは 単純で難解な煌めくびいだま

そこから覗いていた時間が

たいしたものはなくたって 輝いてたんだ

今 この手の中にあるびいだまから

見えるものは 少し違うけど

僕らのそばで 小さく光ってる

あの時聴いてた“真心ブラザーズ”が今も

聞こえる度思い出に 強く抱きしめられる

遠回りも近道もしないで僕らは

明日に何があるかより 今が一番大事で

誰かを痛い程に好きになって

傷ついたり 寂しさを分け合ったり

あの時の手の中のびいだまから

見えたものは 夕焼けみたいな

優しい色した 当たり前の僕らの日々

そこから覗いていた時間が

たいしたものはなくたって 輝いてたんだ

今 この手の中にあるびいだまから

見えるものは 少し違うけど

僕らのそばで 小さく光ってる

発売日:2007-03-21

歌手:アツミサオリ

作詞:アツミサオリ

作曲:アツミサオリ