涙猫 feat. 初音ミク-マチゲリータ

涙猫はいつも夢見ていた、凍えようが掴むべき星を。

すべて賭しても彼は惧れさえもなく手を伸ばすの、変わらず集う「君たち」に。

僕は、過去の僕の粛清を自身に求める。

しかし、雪上のこと(しかも、雪は降り止んでしまった)足跡は残る。

言葉と共に。

生理食塩水が君を蔽う、僕はまぶしく見つめるだけで。

とめどなく溢れるは、あなたが存在してくれているから。

鬼は、歌の量の概算を自身に求める。

しかし、泥土のこと(しかも、泥は硬くなってしまった)映像は残る。

歌詞を供に。

看ずに猫を誘う、彼はまぶしく見つめるだけで、壊れそうで離せない自信。

術をなくしつ彼は惧れのみ持ちて手を伸ばすの。

それでいい。怖いのなら、目を瞑って手を伸ばせばいい。

一番怖いのは、手足を自ら切断してしまうことだ。

いつでも、猫は傍にいるよ。何もしないけれど、

一緒にすべての感情を感じてくれるんだ。君にも僕にも。

生理食塩水が君を蔽う、僕はまぶしく見つめるだけで。

とめどなく溢れるは、僕が守るべき存在。

涙猫は怯え隠れるだけ、壊れそうで離せない自信。

術をなくしつ彼は惧れのみ持ちて手を伸ばすの。

己の才覚に限界を感じている人はいつも夢見ていた、

凍えようが掴むべき星を。

すべて賭しても彼は惧れさえもなく手を伸ばすの、いつかは。必ず。

発売日:2012-07-25

歌手:マチゲリータ

作詞:涼平

作曲:涼平