太陽にあふれて-崎谷健次郎

駅の改札に続く

緩い坂道を抜けたら

君が待ってる気がする

海を見下ろす小さな店

陽気になるのが君の癖だった少し

酔いがまわると

あの日僕たちの 季節は太陽にあふれて

ただ心のまま ただ求め合った

満たしても足りなくて

あの日僕たちは たやすく約束を交わした

すべてを与えて すべてを奪って

いつまでも海だけがきらめいていた

長くつきあっていると

きっと似てくるものなのと

君は意地悪く笑い

暮れる空の鳥を見てた

答えはいくつも あるのに僕らは0か10で迷った

あの日僕たちの 季節は太陽にあふれて

分かち合った日々 分かち合ったもの

元になど戻せずに

あの日こぼれそうな 涙を最後までこらえた

君は強い人 ふいにもろい人

まだ今もこの胸にきらめいている

過ぎ去る月日がぼくらに与える

意味を必ず見つけられる

あの日僕たちの 季節は太陽にあふれて

ただ心のまま ただ求め合った

満たしても足りなくて

あの日僕たちは たやすく約束を交わした

すべてを与えて すべてを奪って

いつまでも海だけがきらめいていた

発売日:2013-10-16

歌手:崎谷健次郎

作詞:田口俊

作曲:崎谷健次郎