フィレンツェからの風-一世風靡セピア

細(ささ)やかな夢だけで 現在(いま)をなぜ問い返す

時の香に背を凭(もた)れながら

沈黙に酔っちまい 舞う風をただ眺め

思うほどに俺は弱いと

さらば見えていた明日が Mistakeと知らされたゼ

WHIRL WIND 寂しさの果て WHIRL WIND 何があるのか

時の流れ迄は とやかく言えはしない

風よ吹き荒れろ 夢を限りなく

打ちのめされるほど 生きるのは独りだと知れ

男だろ彼女(やつ)が言う 涙さえ目に浮かべ

風の音に聞こえぬふりして

心などわかるかと 噎(む)せる様に口にする

いつの日も夢は夢さ

さらば一人がいいだろうか Mistakeと二人が眩(まぶ)しいか

WHIRL WIND どこへ発(た)つ WHIRL WIND 生きて記(しる)せ

漂泊(さすら)う様にして 此処(ここ)迄来ていたゼ

風よ迷い捨て 過去と現在を抜け

傷ついた叫びを 風の路に塗(まぶ)すように吹け

WHIRL WIND どこへ発(た)つ WHIRL WIND 生きて記(しる)せ

漂泊(さすら)う様にして 此処(ここ)まで来ていたゼ

最後の最後まで 時に終り無く

生きるには切(せつ)ない 旅の途を夢まさに行け

発売日:2004-12-22

歌手:一世風靡セピア

作詞:セピア

作曲:GOTO