reportage-OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

あの場所の匂いの染みる汗をかきながら元来た道を力なく思い返す

今出来る事は現実をありのままに見つめ耐えること

軽薄な淋しさに起こされた朝も

曖昧な涙に疲れて寝ついた夜も

煌めくような悲しさを見え透いた儚さと一緒に連れて

誰にも告げず 一人

一人 雨を飲むように

雨を飲むようにただ待ち焦がれる

欲しいものが多すぎて結局何一つ手に入れず

全てを諦めてしまうように

誰かに相手にされたくて結局誰とも語らず

黙って去って行ってしまうように

健全な怒りを失って結局自分自身を標的に

歪んで忌み嫌っていくように

こうやって一つ言葉を吐くたびに大事なものを

また一つ忘れ去っていくように

誰にも告げず 一人

一人 雨を飲むように

雨を飲むようにただ待ち焦がれる

Amid the scars and all the strains, internal conflict reigns

Cut down sideways

Convictions in a daze

Watch without care confused by lights

I'll stand up and fight Scream songs to the night

I'm losing myself waiting for hell

絶望できぬほどの絶望感を抱きしめた

重い記憶の中では人に剥がされる前に自ら剥いだはずの化けの皮

やせ我慢を回避した

苦い思いより勝利の美酒

次の日までも持たない安い味

それにも似た日常的な構造

一生のうちのどれ程が良かった事なのか

起きて 寝て 学び 働き 遊ぶ

困難 失敗 苦難 抵抗 予兆と結果

人 人まね 物まね

本当に悲しい事すら

悲しい事すら伝わらず

伝わらずぼろぼろと崩れていく

明かりを点けて何も見えず

明かりを消して月明かり

目をつむれば昨日までの後悔で目を覚まし

耳を澄ませば身代わりにもならない嘘が鳴り響く

もう驚きも悲しみも焼き捨てるものすら無い

冗談みたいな別れと現実

幻想のように何の気配も感じない

貧しさが君を変えた

心の貧しさだけが君を変えた

偶然がもった不確かな使命これを必然と呼ぶんだ

最後まで胸の内から消えてはいかない景色

消えてはいけない情景 内なる風景

子供たちの笑う声 地平線

遠く遥か向こうに

遥か向こうに…

Amid the scars and all the strains, internal conflict reigns

Cut down sideways

Convictions in daze

Watch without care confused by lights

I'll stand up and fight Scream songs to the night

I'm starting to slip, Fall strait through the crack with no turning back

A hole in the soul from losing ones self waiting for hell

発売日:2007-05-16

歌手:OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

作詞:TOSHI-LOW・MARTIN

作曲:OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND