DECADE-河口恭吾

思い出をけり上げた

すり減ってしまった夢がはずかしくて

「オレだけは違うんだ」って

息巻いてた自分が少しなつかしくて

見えない明日にさまよう夜は

砕けた月 睨んで歩いている

過ぎ去った日々が今

オレになげる疑問符を撃つ

暗闇に声からし

叫ぶ事しかできなくても

やりきれぬ想い刻むように

かき鳴らせよ ほら胸の真ん中を

とまどいや不安ものみ込んで

答えのない旅をころがって何処へ行く?

誰かのせいにして 自分を嘆いてる

押し流されてく今日に杭を打て

ありふれた日々が今

オレになげる疑問符を撃つ

人ゴミに息切らし

走ることさえできなくても

失ったものが今

オレになげる疑問符を撃つ

あきらめをくり返し

その涙が錆ついても

過ぎ去った日々が今

オレになげる疑問符を撃つ

暗闇に声からし

叫ぶ事しかできなくても

発売日:2005-02-16

歌手:河口恭吾

作詞:河口京吾

作曲:河口京吾