シビランカ-下地勇

Angel まるで僕の目には

やましい影なんて映ることもなく

透き通った瞳でこの夜に 妖艶な姿で近づく女

Long hair グラスにからむ指

夢のようにセピア色に迫ってきて

したたかに燃える 赤い唇を

とりとめもなくただ眺めていた

ビルの谷間に カッカッカッ

足音が響く カッカッカッ

蒼い月の明かりは友達なんかにゃなりゃしねぇ

やるせない思い ストゥットゥットゥ

ため息混じりに ストゥットゥットゥ

どこまでも暗い夜に 酔いつぶれる前の呻き

Slow blues 寂しい夜だから

酒以外に相手してくれるヤツもない

バーボンをあおりながら今夜も 深い闇へと落ちてゆく

Don't forget あの日出逢ったこと

砂時計が短い時刻む間に

情け容赦なく告げられた 決められたシナリオのように

場末の通りを カッカッカッ

酔いつぶれては カッカッカッ

どうせしまいにゃこのまま 誰にも気づかれずに

すれ違う波が ストゥットゥットゥ

速い足どりで ストゥットゥットゥ

とり繕うオレを 無情なまでに追い込んでゆく

あの時のように

優しくオレを

どこまでも本気で 包んでほしいだけ

強がりは捨てて 仮面を剥いで

もう裸のままのオレでいさせて

Slow blues 寂しい夜だから

酒以外に相手してくれるヤツもない

バーボンをあおりながら今夜も 深い闇へと落ちてゆく

Don't forget あの日出逢ったこと

砂時計が短い時刻む間に

情け容赦なく告げられた 決められたシナリオのように

発売日:2005-08-10

歌手:下地勇

作詞:下地勇

作曲:下地勇