スクランブル-Hey! Say! BEST

立ち止まるぼくをあざ笑うように進む

時の中にあなたを探すの

つないだハズの小さなその手のひらの感触は

糸がほつれていくように流れた

まだほんのりと熱をもつその光景

いじわるで優しい笑顔

背伸びしすぎねとぼくに囁きながら

いつも自分で踵をあげたね

さえない表情の内側を

あの日知っていたのに

言葉にするのが怖くて

気持ちに鍵をかけた

立ち止まるぼくをあざ笑うように進む

時の中にあなたを探すの

つないだハズの小さなその手のひらの感触は

糸がほつれていくように消えゆく

足跡だらけの砂浜に流れる

波のように心をさらった

もう一度押し寄せてはこないかとぼくは

落ちる涙を海に流した

楽しげな表情の内側を

ぼくは知っていたから

言葉にすることをためらわず

気持ちの鍵をあけた

歩きだそうとするぼくをなだめるように

あなたへの思いが空をまう

皮肉のような雲一つない空を見上げて

かじかんだ手を空にかざした

ああ 心さえ 涙さえ 届けられたら

あの日言えなかった あの言葉

伝えたくて Ah... さまよう

立ち止まるぼくをあざ笑うように進む

時の中にあなたを探すの

つないだハズの小さなその手のひらの感触は

糸がほつれていくように消えゆく

歩きだそうとするぼくをなだめるように

あなたへの思いが空をまう

皮肉のような雲一つない空を見上げて

かじかんだ手を空にかざした

発売日:2013-06-26

歌手:Hey! Say! BEST

作詞:薮宏太

作曲: