雨が降ればいいのに-国分友里恵

電車を降りるまで手をつないでいて

小さな温もりのかけらが欲しいから

駅に着いたら私だけ改札を抜けて

ここで最後のさよならね

雨が降ればいいのに 涙を隠せるから

瞬きをするたびに景色が揺れてる

雨が降ればいいのに 心が和むように

雨音を聞きたいの 淋しくないから

手放した分だけ自由になれれば

賢い選択と割り切れるのかしら

いつか笑って会おうなって軽く微笑んだ

声が心に突き刺さる

愛してはいけないの 愛されていないから

繰り返す問いかけにそっと目を閉じるの

悲しい恋はいつも 悲しいまま終わるの

雨が降ればいいのに 心の中にも

雨が降ればいいのに 悲しみが消えるように

手のひらの温もりも雫に溶かすの

雨が降ればいいのに 雨が降ればいいのに

雨が降ればいいのに 心の中にも

発売日:1996-02-21

歌手:国分友里恵

作詞:国分友里恵

作曲:岩本正樹