昨夜の吹雪は 踊りつかれ 庭を埋づめて静かに光る 年老いたシェパードが 遠くへ行った日 細いむくろを 風がふるわす 人は失くしたものを胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる 本当の光に満ちてた頃が いつかを知るのは 過ぎ去ったあと 誰かが戸口で なぐさめ言っても もう忘れたよと 答えるだろう 人は失くしたものを胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる 人は失くしたものを 胸に美しく刻むから 失くしたものを 胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる 発売日:2000-04-26 歌手:松任谷由実 作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
Silent Night 冬が来たね 今年は君がいないから 何だか去年よりも寒く感じてしまうの 忘れよう... 忘れられない 終わった恋に問うけれど 心に触れた春は 永遠に消えないでしょう 真っ白な粉雪が心に積もるように いつだって君のこと忘れてない それはそれは綺麗で一途な恋だったの 気づいたんだ 忘れたくない My White Love 夢でいい... それだけでいい まだ君を感じていたい 涙は流さないよ 悲しみで終わりたくない 帰りたい... でも帰れない あの日は二度と来ないから 瞼の裏に残る 温かさは君ですか? 真っ白な粉雪が心に積もるように いつだって君のこと忘れてない それはそれは綺麗で一途な恋だったの 気づいたんだ 忘れたくない My White Love 当たり前だった景色笑顔や温度 何もなかったように消えた もう終わった 終わったんだ 想い出の結晶きらめくよ 真っ白な粉雪が心に積もるように いつだって君のこと忘れてない また季節巡っても いつか恋に出逢っても 溶けないでしょう 大切な My White Love あなたと出会えた事 あなたと過ごした時間 輝きは頁(ページ)の中溢れたまま 胸に抱え生きるの 寂しさも優しさも 永遠の宝物 My White Love 発売日:2016-11-16 歌手:CHIHIRO 作詞:CHIHIRO 作曲:CHIHIRO
いつかはもう忘れてしまうのかな? 何もなかったように笑って いつかはまだ誰かを好きになって 同じように見送るの? コーラルのスノードーム キラキラとラメが海に降ってくる 月が波を照らす 足元 蛍光の緑 奇跡のような輝きで 手を繋ぐそれだけで 幸せだったあの夏 恋人は戻らない 最後のセリフが胸をしめつける いつかはもう思い出になるのかな? この切なさも消えてしまい いつかは夜が明けてゆくように 心にも朝が来るの? 拾い集めた記憶 綺麗な小瓶にそっと詰めたなら 星の砂となって 消えていった夢 報われない愛情は波に還る 好きな人をただ好きでよかったあの夏は遠く 優しさは足を引いて 笑顔はいつまでも心の中に… いつか痛みに慣れてしまうのかな? 一人な事も 終わった事も いつかはまた恋に堕ちるのかな? 同じように見つめ合うの? いつかはもう思い出になるのかな? この切なさも消えてしまい いつかは夜が明けてゆくように 心にも朝が来るの? 発売日:2004-02-18 歌手:相川七瀬 作詞:相川七瀬 作曲:柴崎浩
春は桜の並木道で 秋は落ち葉の舞う丘で 過ぎた日の記憶 楽しいほどに 深く 今を傷つける いない君を呼んで 夏の西陽のような想い 冬に降るはずの雪が音をたてて 閉ざされた季節 時間(とき)は鼓動止めた 幾千回も「会いたい」 願うたび 絶望が私を連れ戻す ただ 会いたい その未来 信じたくて もう一度叫ぶ 会いたい。 君とお茶した古いカフェ 消えて 新しいビルができた街は 何もなかったように急ぐ 誰も明日へ 数え切れない「さよなら」 きりがない独り言 見えない手紙 ああ さよなら 分ってる 会ったって あの日の君には 会えない。 幾千回も「会いたい」 願うたび 絶望が私を連れ戻す ただ 会いたい 捜しもの 忘れもの 希望と呼ぶもの もう「さよなら」 きりがない独り言 見えない手紙 ああ さよなら 分ってる 会ったって あの日の君には 会えない。 発売日:2013-11-06 歌手:愛美 作詞:森由里子 作曲:Yu-pan.
ゆらり ゆりかごが 眠りへ 今 誘う 眠れや 眠れ 永遠に等しく 長い 夜が はじまる 罪も カルマも 全てを黒く消して 手を伸ばした 僕を残し 方舟は旅立つ 遥か彼方 エデンの園 再生へ向かって 人は繰り返す 痛みをすぐ忘れて 汚れた瞳では 何も見えない 終わる 時代 が 終わる 音を立て 今 全てが 崩れてゆく 鳥が風と奏でる レクイエムは ほら 優しく 後悔を 胸に 突き刺す どこで道を間違えたのか なんて わかるでしょ クロニクルを紐解いたら 溢れ出す欲望 永い 夜が 明ければ 世界はまるで 何もなかったように 空も 海も 緑も 愛を歌いだす 涙も 悲しみも 争いもない もしも 時を戻せたなら どこまでゆけばいい? たとえ 何度やり直しても 繰り返す運命 手を伸ばした 僕を残し 方舟は旅立つ 遥か彼方 エデンの園 再生へ向かって 「さよなら」 発売日:2013-07-10 歌手:葵-168- 作詞:葵 作曲:岩井佑樹
今日も ほほえみが 私を過ぎた 何も何も なかったように 私の心は はりさけそうだ 人を愛せない ゆえに 過去は やさしげに 私を包んだ いつわりを かくすように だけど 私の心は 死んでしまった 人を許せないゆえに 明日よ 自由を 自由をおくれ この悲しみを 去らせておくれ 苦しみのない 自由な心を 白い墓のように 生きる私に 発売日:2003-02-19 歌手:赤い鳥 作詞:志保田寿子 作曲:新居潤子
あの日 僕がセカンドフライを上手に捕ったとして それで今も抱えている後悔はなくなるのかな 十五年経ってもまだ捨てられない僕がいて 生活は続く 生活は続く 夕方のニュースで何処かの誰かが亡くなって 涙ぐむキャスター それでまた明日 そんなふうには取り上げられずに僕らは死ぬとして 世界は続く 何もなかったように ほら 君の涙 始まれ21st 恵みの雨だ 僕たちの新世紀 あの日 君が心の奥底を静かに飲み込んでいれば 誰も傷つかずに丸く収まったかな ボロボロになっても僕らは懲りずに恋をして 生活は続く 生活は続く 朝方のニュースでビルに飛行機が突っ込んで 目を伏せるキャスター そんな日もあった 愛と正義を武器に僕らは奪い合って 世界は続く 何もなかったように ほら 君の涙 始まれ21st 恵みの雨だ 僕たちの新世紀 覚めない夢とガラクタ商品 背負い込む僕らのアイデア 冴えない詩の如何様ストーリー それを鳴らす それを鳴らす 変わりない日々をひたすら消費 縫い繋ぐ僕らのアイデア 冴えない詩の如何様ストーリー それを鳴らす それを鳴らす 確かな言葉が見当たらない 言い当てる言葉も見当たらない それでも僕らは愛と呼んで 不確かな想いを愛と呼んだ 本当のことは誰も知らない あなたのすべてを僕は知らない それでも僕らは愛と呼んで 不確かな想いを愛と呼んだんだ 息を吸って 生命を食べて 排泄するだけの猿じゃないと言えるかい? ほら 君の涙 さようなら旧石器 恵みの雨だ 僕たちの新世紀 ほら 君の涙 さようなら旧世紀 恵みの雨だ 僕たちの新世紀 発売日:2009-12-02 歌手:ASIAN KUNG-FU GENERATION 作詞:Masafumi Gotoh 作曲:Masafumi Gotoh
あぁ baby どうしてあんな目をして僕を見たんだい? 勘違いしてしまうよ 誰でも良かったクセに 僕が拒めないの知ってて 気が向いた時だけ誘って 次の日には何もなかったように振る舞うのが上手かったね 僕からの電話は無視して寂しい時にだけかけてきて さも僕だけみたいな声で ハニかむのも得意だったね 猫の目ですり寄って 君が僕を狂わせたんだ あぁ baby あの日僕の中に誰を見てたんだい? 届かない人の代わりに 僕にキスしたんだろう? 僕だって居るのに 見えないフリ? そりゃないだろbaby あぁ baby すべて何もなかったことにするには 冷めすぎてさえする君のすべてが愛しすぎた あぁ baby どうしてあんな目をして僕を見たんだい? 勘違いしてしまうよ 誰でも良かったクセに あぁ baby 本当は こんな僕でももう分かってる 君は僕が好きじゃないだけだ 君が好きなのは僕じゃないだけだ あぁ baby じゃあ、何故 あんな目をして僕を見たんだい? 勘違いしてしまうよ 誰でもよかったクセに… 発売日:2011-06-01 歌手:阿部真央 作詞:阿部真央 作曲:阿部真央
その時の僕らはといえば ビルの屋上で空を眺めているばかり バイトを抜け出し 汗と埃にまみれた 取り留めのない夢物語 互いに抱えてるはずの ちゃちな不安は 決して口には出さない約束 中央線が高架橋の上で おもちゃみたいに カタカタ なった なぁ 結局僕らは正しかったのかな? あんなに意地になって 間違ってなんかいないって やれば出来るって 唇噛み締めて夜に這いつくばって その闇の中で言葉にならない嗚咽のような叫びは 千川通りで轢かれていた カラスの遺体みたい 痛い 痛い ふざけんな ここで終わりになんかすんな 僕等の旅を「青春」なんて 名づけて過去にすんな 遠ざかる足音に取り残された 悔し涙は絶対忘れないよ 踏みつけられたフライヤー拾い集める 代々木公園も気付けば春だった 苦笑いの僕等 舞い落ちる 桜 日当たりが悪くなるから 窓の外にある大きな木が嫌いだった 春になって 花をつけるまで 僕はその木が 嫌いだったんだ 今になってはどうでもいい話だけれど なんかちょっとだけ後悔してるんだ ほんとにどうでもいい話だったかな ごめんな 駅前のロータリー 夕焼けが悲しい訳を ずっと 考えていたんだ 終わるのが悲しいか それとも始まるのが悲しいか 街灯がそろそろと灯りだした つまりは 終わりも始まりも同じなんだ だったらこの涙に用はない さっさと 失せろ 胸がいてーよ いてーよ 一人の部屋に 春一番の迷子 二人で選んだカーテンが揺れてます どうせなら 荷物と一緒に この虚しさも運び出してくれりゃ良かったのに 何もなかったように僕は努める 最後に君が干してった洗濯物 なんでもなく 張り付いた 桜 過ぎ去った人と 新しく出会う人 終わりと始まりで物語りは進む だとしたら それに伴った悲しみさえ 生きていく上でのルールだから 投げ捨ててきた涙拾い集めて 今年も気付けば春だった 僕は 歌う 歌う 歌う さくら さくら 今でも さくら さく 消えない さくら さくら 僕等の さくら さく 物語 発売日:2011-03-16 歌手:amazarashi 作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
小さなポケットでもいい 指先をあたためてくれるくらいの そんなやさしさがきっと欲しかった 涙がスウェットに落ちて 一晩中泣き明かした明け方 もう笑うことも泣くこともできなかった 彼が拒否したのは 私の何だろう 彼が受け入れたのは 私の何だろう それはずーっと謎のまま ずーっと謎のまま ただいまって トビラを開けてもどってきてほしい おかえりって 何もなかったように微笑むよ ただいまって やさしい声がもう一度聞きたい おかえりって 何もなかったように微笑むよ 変わり映えのしない日々が ほんとは少しずつ変わっていたこと 何も知らないで過ごしていたんだ 巣箱を壊したのはきっと私です 柔らかい毛布も飲み水もあったのに それはずーっと謎のまま ずーっと謎のまま ただいまって 言える誰かが君にはいるの? 雨が降って こんな真夜中どうしているんだろう ―人だって どうにかきっと生きていけるのかな 朝になって こうして何もかもが終わるんだ ただいまって トビラを開けてもどってきてほしい おかえりって 何もなかったように微笑むよ ただいまって やさしい声がもう一度聞きたい おかえりって 何もなかったように微笑むよ 発売日:2009-06-17 歌手:新垣結衣 作詞:岩里祐穂 作曲:葛谷葉子