湖の見える タンポポ丘の 桜の木の下で 下ろしたての コートのポケットに 手を入れて 数年前にもこの場所で 同じポーズしていた事 思い出してやっと実感 「僕は帰って来た」 積もった落ち葉が 踏まれて音をたてた あの日と同じ 乾いた音 昇った朝日に 手を振り夢を見た あの日が重なる中 この手は 振れない 大事なモノを落とし過ぎた この眼は 余りに 夢の見過ぎで悪くなった あの日と違うのは 僕だけ 電車に乗って 2時間ちょっとの都会に出て来た 小さなそのプライドを 見せてやろうとした 電車に乗って 2時間ちょっと いつでも帰れると 軽く考えていたのが そもそもの間違いだった ここで手にした“輝かしいどうのこうの”に それよりも輝かしい あの日が 見事に壊されていくようで 怖くって 何度も確かめてみる この手に 今まで 掴ませた願いのカケラも この眼に 今まで 睨ませた明日の行方も 壊されちまうのか? 間違っていたのか? 湖の見える タンポポ丘の 桜の木の下で 手頃なヒモと 手頃な台を 都合良く見つけた 半分ジョークでセッティングして そこに立ってみた時 マンガみたいな量の 涙が 溢れてきた 数年前にもこの場所で よく こっそり泣いたっけ “あのコにふられた”だとか 可愛いもんだったけど 数年前と同じ気持ちで 朝日を待ってんだ あの やたらとくだらない唄も唄いながら 原因不明の涙を流しながら あの日の気持ちで 朝日を待つ また手を振れるかな 夢が見えるかな 景色に色が付く この手が ゆっくり 僕の右上で弧を描いた この眼が 辛うじて 飛んでいく綿毛を見送った この手が 今まで 落としたモノは拾えるかな この眼が 今でも ギリギリで見えていて良かった あの日と違うのは ヒゲの生えた顔ぐらいさ 発売日:2004-04-28 歌手:BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
髪の毛の匂いを嗅ぎあって くさいなあってふざけあったり くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる 魔法がないと不便だよな マンガみたいに 日々の恨み 日々の妬み 君が笑えば解決することばかり 首筋の匂いがパンのよう すごいなあって讃えあったり くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる 希望がないと不便だよな マンガみたいに 日々の嫉み とどのつまり 僕が笑えば解決することばかりさ 流行に呑まれ人は進む 周りに呑まれ街はゆく 僕は時代のものじゃなくて あなたのものになりたいんだ 心が割れる音聴きあって ばかだなあって泣かせあったり つけた傷の向こう側 人は笑うように 髪の毛の匂いを嗅ぎあって くさいなあってふざけあったり くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる 人は笑うように生きる 発売日:2011-03-02 歌手:星野源 作詞:星野源 作曲:星野源
虫の寝息さえ聞こえそうな夜 回るイヤリング 輪切りのオレンジ カーテンの裏でずっと隠れている そっと近づいて交代しようよ ロールシャッハのテストで挟まれて増えた 黒い影がゆらゆら 何になれるのかな きっと泣いても泣いても泣き足りない でも、今日は必ず終わるんだ 朝焼けが美しい 素敵なことだわ 視力検査の結果も気にならない 見えるものが全てじゃないよ 明日が始まる 仕度をしなくちゃ 寝たふりしていたら眠っちゃうから 隣の街までクロールでいくわ 魚になるかな 溶けてしまうかな 息つぎ忘れてすこしむせかえる ガーゼのマスクで閉じ込めてみたら 呼吸困難必須 最悪のパターンだ 沈黙が全てと思っていたから 黙ってたのに 苦しいのはなぜ 朝焼けが美しい どこかで誰かの瞳も同じ色になって 流れた涙の雫も 綺麗な色だわ きっと泣いても泣いても泣き足りない でも、今日は必ず終わるんだ 梅雨がもう明けるらしい 夏が来るんだわ くだらないことばっかり 踏んだり蹴ったり 全部やめてしまいたいよ 大事なものだけ背中に乗せたら 両手をふりながら 歩いていくの 発売日:2013-06-12 歌手:パスピエ 作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
聞こえてるはずだろう その耳があるなら わかってるはずだろう その目があるなら 言いたいはずだろう その口があるなら 大事なことは 知らないフリをする 誰かがつぶやく 彼奴は駄目だとか 心の何処かで お前が駄目だとか 弱点探し 迷える子羊が 良い人振るから 余計に馬鹿っぽくってさ ずっとわかってる フリをしてんだろ 虚しさは限界を越える のうのうと苦しいよ痛いよって そのまま誰にエゴをぶつける? 防衛本能 滑稽なほどに 堂々と言い訳を売り物にしているんですか? 悲劇のヒロインになれる神経 本当に良く出来た頭だね 不満ばっか吐いて くだらないね 考えているのは いつもの自分の事で 貴方はいつしか 他人事になってる どれだけ待っても 答えは来ないのに 夜を越えれずに 只々待っている 防衛本能 滑稽なほどに 堂々と言い訳を売り物にしているんですか? 悲劇のヒロインになれる神経 本当に良く出来た頭だね 不満ばっか吐いて くだらないね 発売日:2015-10-07 歌手:climbgrow 作詞:杉野泰誠 作曲:杉野泰誠・近藤和嗣
イイ子を探してるんじゃない 何でもいいわけでもない 独り占めなんてできない みんなで食い漁ってみろ 涙を流すまで 挫けそうになる日に あなたの笑顔を盗んだ くだらない世の中で あぁ 黄昏 うつむく 大人達に そぅ 見上げて あざ笑う子供達 黙って静かにしてる時は あいつらに操られている 全てを委ね 気づいた時に過ぎていた 無くした影と一緒に 寄り添いながら 涙を流すまで 挫けそうになる日に あなたの笑顔を盗んだ くだらない世の中で イイ子を探してるんじゃない 何でもいいわけでもない 独り占めなんてできない みんなで食い漁ってみろ あぁ 巻き戻し 出来ない 大人達に そぅ 笑って 過ぎ去ってゆく 子供達 夢だけ見ている時には あいつらに操られている 何も気付かず 何もかも伝わらない 過ぎ行く時間(とき)と一緒に 寄り添いながら 涙を流すまで 挫けそうになる日に あなたの笑顔を盗んだ くだらない世の中で イイ子を探してるんじゃない 何でもいいわけでもない 独り占めなんてできない みんなで食い漁ってみろ 発売日:2015-06-17 歌手:シシド・カフカ 作詞:渡辺俊美 作曲:渡辺俊美
あどけなく傷ついた心 抜け出して 君は出てゆく 言葉もなく 何気ない横顔も今は難しく 影を落として離れてゆく 外を行けば笑い声と君の声がする 嘘じゃない、ってことを言い出せなくて それでもまた同じように言うんだね 光無い曇りの夜にも 支えあえた場所 見えないこの先に僕等 張り付いているだけさ スロープ 流れにまかせて降りて行く 靴のかかとをすべらせてる ブレーキ 耳障りなほど甲高く 音をたててる 振り向く顔 街に続く灯りの中 届かず泣いてる よくある話だ、って言われたくないよ そこで少し気づく 流れてた風 止まってしまったこと くだらない言葉と はしゃぎすぎた場所 ぼやけた残像をいつか 抱きしめているだけさ 土砂降りの夜にも わかりあえた場所 見えないこの先に僕等 張り付いているだけさ 発売日:2004-12-15 歌手:スネオヘアー 作詞:渡辺健二 作曲:渡辺健二
灼熱の太陽にさえ 歌いながら めんどうな君想う くだらないのは百も承知 汗ばむ身体揺れ 踊りながら とは言えまた君想う くだらないなら 変えてみようよ さぁ始めよう 今こそ走れ走れ 走り出せ 追い風味方につけ 走り出せ 思い通りにいかない日々の連続さえ ねぇ 追い越して 思うように走り 抜けたなら 見慣れた景色も鮮やかに おーいえーい おーいえーい どっちかって言うと現実的な方で 永遠の愛なんて くだらないとか思ってた 単なる自分ルールかざしながら 本当は恐いだけ くだらないなんて 逃げていたんだ さぁ始めよう 今こそ走れ走れ 走り出せ 追い風味方につけ 走り出せ 思い通りにいかない日々の連続さえ ねぇ 追い越して 思うように走り 抜けたなら 見慣れた景色も鮮やかに おーいえーい おーいえーい たったひとつ ただひとつ 何かを変えてみたいんだ そう ちゃんと 感じてる 信じてる 痛みも全部 後悔しないように 伝えるよ 上手くいくかなんて わからない でも でも ほら 今こそ走れ走れ 走り出せ 追い風味方につけ 走り出せ 思い通りにいかない日々の連続さえ ねぇ 追い越して 思うように走り 抜けたなら 見慣れた景色も鮮やかに おーいえーい おーいえーい 発売日:2012-07-11 歌手:Violent is Savanna 作詞:星花 作曲:川合栄次
キミがもし今 泣いていても キミがもし目を腫らして泣いていても ボクは何ができるだろう キミはボクより強くて弱いから キミがもし孤独に泣いていても キミがもし孤独に眠れなくても ボクは何ができるだろう キミは誰より痛みを知った人間だから ただ こんなボクでよかったら お話をしてあげよう くだらないお話をしてあげよう キミがもし今 間違っているとしても キミがもし間違えていると気付いても ボクは何ができるだろう キミは誰より深い傷を自分で過去にするから ただ こんなボクでよかったら お話をしてあげよう くだらないお話をしてあげよう キミが明日を歩くから ボクも明日を歩くのさ キミが歩き疲れたら ボクが歩き疲れたら くだらないお話を聞かせてくれ くだらないお話をしてあげよう それだけでいい そして“フフフッ”と小さく笑おう 発売日:2011-06-08 歌手:間慎太郎 作詞:間慎太郎 作曲:間慎太郎
むかつくんだよが口癖みたいに 近所の居酒屋で飲みながら友人は 上司や後輩の文句を つぎつぎ話してる めんどくせえなが口癖みたいに 自慢の愛車を運転しながら先輩は 女の子とのいざこざを ひたすら話している くだらない話もバカな僕らは笑えるから むかついたりめんどくさかったりも ここで笑うためかもね つまんねえなと口癖みたいに リモコン握ってチャンネル回したお父さん あー見てたのにとお母さん そっから始まる口げんか 明日は何の日だっけとお母さん 問いかけるお父さん しらねえよと恥ずかしそうに 隠されたプレゼント やりきれない日々に中に隠れていて気づかないもの 喜びや嬉しさは目立たない だからよーく探さなきゃ 疲れちゃったよとうつむきながら 僕の大切な人 話しながら辛くなって 涙を流してる 僕は何もできずにいる ため息が口癖みたいになって 無力すぎる自分がいやになる 明日こそはと意気込むと きまって雨が降るんだ くだらない毎日をバカな僕らでも行けるかな つらくなったり泣きたくなったときも 僕らは笑えるんかな くだらない話を やりきれない日々の中に バカになって頭ん中からっぽになったら 僕らは行ける くだらない毎日を行く 発売日:2011-08-03 歌手:秀吉 作詞:柿澤秀吉 作曲:柿澤秀吉
愛に飢えたら ふたりきりになろう 革命は今どこでおこっているか 俺たちにはわからない イライラと夜をみつめてる 愛想もない月の明かりだけが 期待で渇いた寂しさと 心の闇を照らしている 朝が来ても 俺は何も出来ないままで 愛に飢えたら ふたりきりになろう 革命は今どこでおこっているか 俺たちにはわからない ぱらぱらとほぐれてく糸は 不確かでもふたりをつないでる 雨あがりに架かった虹は 気付かないうちに消えていた すべて嘘で 俺は何も出来ないままで 愛に飢えたら ふたりきりになろう 革命は今どこでおこっているか 俺たちにはわからない バカバカしくて おかしくなるよ 悲しいからそばにいて 夕陽を見上げてどうしようもなくなっていた くだらないだろ 愛に飢えたら ふたりきりになろう 革命は今どこでおこっているか 俺たちにはわからない 破滅こそ色鮮やかで 光る革命のルーザー 発売日:2018-04-25 歌手:SIX LOUNGE 作詞:ヤマグチユウモリ 作曲:ナガマツシンタロウ