陽だまりのように-TRIPLANE

10年近く前のページ セピア色の世界に

まだあどけない笑顔のままで僕は立っている

そう言えば気象予報士みたいに未来を描いてみたり

うねる社会には目もくれずにただ毎日を過ごした

移ろう季節のように様変わりする街で

過去の回想に耽ったり 懐古主義みたいなフレーズ

そんな僕にいつだって笑顔をくれるのはあなた

優しい陽だまりのように僕を包む

まるでゆりかごみたいに穏やかなブランコに乗って

この世界の反射鏡(うつし)となる水溜りを裸足で蹴った

やり場のない想いの吹き溜まり抱えて

佇む現在(いま)がこんなに狂おしくも歪んだフレーム

そんな僕にいつだって笑顔をくれるのはあなた

優しい陽だまりのように僕を包む

行き場の無くなった吹き溜まり抱えて

すがるように 陽だまりに手を触れるたびに 生き返れるんだ

またそして長い旅路を行くのさ

10年近く後のページ

オレンジ色に染まったあの陽だまりが

きっと僕を取り巻いてくれてる

この先も僕に笑顔をくれるのはあなただけ

優しい陽だまりのように

いつも 苦しみ 悲しみ 痛みを解いてくれるんだよ

微かな光

僕はいつだってstay

そして いつかきっとyes

果てしない未来へ

発売日:2006-10-18

歌手:TRIPLANE

作詞:Hyoue Ebata

作曲:Hyoue Ebata