止まない雪-Angelo

果てしなく何もない白いだけの大地

進むべき道さえも覆い隠して

震える足で一つずつ残した足跡

生きていく意味を創るしか無かった遠い日

恐ろしい声が聞こえる 耳を塞いでも囁く

闇に呑み込まれないように 想い叫ぶ

動けずに見つめていた 光の未来は

輝いた強さだけ 影を残した

誘い込むように安息へと向かわせる声

どこへ逃げても無駄な事を思い知らせる朝

役割終えて風に散る ひとひらの花びらが舞う

命の灯はまだゆらめく 想い映す

綺麗に終われるだろうか 君にまた会えるだろうか

書き綴った物語が 誰かの背を押せるように

胸の奥で降り続ける 止まない雪

記憶を凍らせたまま ただ時計の針だけが進んでいく

かじかんだ小さな手のひら 強く握って あての無い明日の陽を選んでいた

灼熱越えて秋に散る ひとひらの花びらが舞う

命の灯はまだ消えずに 詩を歌う

誰も傷つけたくはない 君を泣かせたりはしない

書き綴った物語が 自分までも救えるように

胸の奥で降り続ける 止まない雪

過去の足跡を消して ただ目の前だけを見続けさせる

発売日:2019-11-06

歌手:Angelo

作詞:キリト

作曲:キリト