身から出せ錆-suzumoku

空飛ぶ鳥を見ていたんだ 嵌め殺した窓の手前で

触れられない背中にそっと 奇跡の想像もした

放り投げたスプーンにちょっと 青い錆が付着しだして

その中一つ封じ込んだ 夢が文句を言ってる

差し込む褐色の西日も影を伸ばす

たったそれだけで焦るその心は 焦るだけマシだと思いたいだけ

毒が回る前にバラしましょう 素直になれなかったと

ヘッドフォンを繋いだプレイヤ 埃がこびり付いたディスプレイ

盤から伝わるメッセージは 慰めの名言だけ

インテリぶって口火切って 堂々と告げる体験は

コンビニの雑誌の隅っこ 気の利いた記事のパクリ

手持ちの札だけで 事足りていたいのは

何処かに自分と同じ様に生きる 人間もいるだろと思いたいだけ

壁が出来る前に認めましょう 臆病なだけなんだと

ドアノブの前でたじろぐ悪い癖 散々描いた未来は綺麗なのに

たったそれだけで焦るその心は 焦るだけマシだと思いたいだけ

毒が回る前にバラしましょう 素直になれなかったと

何処かに自分と同じ様に生きる 人間もいるだろと思いたいだけ

壁が出来る前に認めましょう

臆病なだけ なだケ なダケ ナダケ 情けないなと

発売日:2011-01-12

歌手:suzumoku

作詞:suzumoku

作曲:suzumoku