Never Rain-織田裕二

あの日 歩道橋を渡る途中

涙が滲んで 止まらなかった

通り雨が どこまでもつづく道

すべて君のように見えた

明日のことは誰にも分からない

いつになく考えこむ冬の空

Never Rain ガラスの舗道で

明日に何が見えるの

カレンダ−のペ−ジ

さかさにめくれてゆく

ぐずった時 唇を噛む癖も

抱きしめるたび 壊れそうな肩も

凍るような瞳 あの髪の匂い

僕をすり抜け 薄れてゆく

同じ街と 同じ嵐の中で

静かに君を 君だけを連れていった

Never Rain 涙のかれた空

夜明けを待ちながら

雲の間のぞく

月だけが頼りだった

Never Rain 雨上がりの空

水銀灯が揺れてる

この夜の向こうで

君は何をみているの wow wow…

しけった煙草 よれた缶ビ−ル

肩をすぼめて 風に吹かれて

さがした wow wow Never Rain

Never Rain 涙のかれた空

夜明けを待ちながら

言葉さえ失くしてしまいそうになるけど

Never Rain ガラスの舗道に

水銀灯が消えてく

この夜の向こうで

君は輝いて ずっと

ずっと…

発売日:1995-09-27

歌手:織田裕二

作詞:風堂美起

作曲:関淳二郎