キャッチボール-渡辺美里

ふたりは夢をみた

悲しい位に ふたりとても よく似た夢をみた

19才になった春

吉祥寺の3つ 手前の駅 部屋をみつけた

夏の日の 屋上にのぼり 並んでみた遠い花火

あなたの 笑顔を照らしては 闇に消えてく

Oh 抱きしめたい 人を愛した 強さのぶんだけ

強く愛されると思っていました

Oh 抱きしめたい 傷つくたびに 励まされた

あなたが 私の一番 宝物です 今も

木枯らし寒い夜 踏切の音 数えながら

二人 抱きあって 眠った

川原のキャッチボール 素顔の私と ピリカラ スパゲティー

得意気に ほめてくれた

バス停で手を振った夜は 前かがみで泣きました

逆らうばかりの若さが 行き場を失くした

Oh 抱きしめたい どうして あんなに せかされるように

ふたりは 別々の道 選んだのでしょう

Oh 抱きしめたい あなたを 愛した記憶のすべて

心の距離 はなれるごと 遠くなります

ふたりは 夢をみた 悲しいくらいに

よく似た 夢をみた 切ないくらいに

発売日:1996-07-12

歌手:渡辺美里

作詞:渡辺美里

作曲:みやもとこうじ