キミノオト-伊東歌詞太郎

フラッシュバックしている ボクの存在価値が

息を吐く毎 色褪せて置いていかれる

泣き虫なキミの 頬を伝う軌跡を

掬って戻りたい 一瞬でさえも

一つ一つこぼれ落ちてゆく 底が空いた砂時計みたい

知ってるより遠い世界だ どこまで来たんだろう

カーテンが 滲んでいた

泣いてるのは ボク

ほら「キミノオト」さえも聴こえなくなって

今は眠りにつくだけだ

虚しくて 苦しくて ただ

そんな感情さえも消えていく

白いイヤフォンから 過去が漏れて流れてく

口ずさむ音は 違和感だけ

黒い海へ 沈んでった

泣いてるのは 僕

もう「キミノオト」さえも聴こえなくなって

今は忘れて行くだけだ

キミだけを そうキミだけを

ありふれた息を吐いた

僕と過去の“ボク”に 引っ剥がされた

白い白い無機質な海で “僕”はやっと浮上してきたよ

失礼だと感じていますが どちら様でしょうか

紅涙が 溢れてた

泣いてるのは 何故

ほら知らないアナタ 頬を伝う軌跡を

掬っていいですか

暖かくて 懐かしくて あぁ

何がボクを揺さぶるんだ

発売日:2014-01-22

歌手:伊東歌詞太郎

作詞:Heavenz

作曲:Heavenz