オールド・タイム-谷村新司

街角のウインドーから冬の足音

家路急ぐ人の群れに押し流され乍ら

ふと思う 心熱き日を振り返れば鏡に投げたナイフ

汗だけが武器の頃 澄んだ瞳で

見つめていたアスファルトは 今 枯葉の季節

夢ならばまだ失くしてないあのナイフは笑顔の影にある

時は街を容赦なく変えるけれど

時は人をあやつるけれど

流れに投げた熱いナイフは錆びない

古い時計が刻む時の切なさに

涙 流す人を抱きしめて

夜を渡る風になりたい

住みなれたこの街の地図を燃やした

何もかもが 目新しく塗り変えられてゆく

今をのがせば もう憧れについてゆけない僕は行かなければ

時は街を容赦なく変えるけれど

時は人をあやつるけれど

流れに投げた熱いナイフは錆びない

古い時計が刻む時の切なさに

涙 流す人を抱きしめて

夜を渡る風になりたい

心許したなつかしい人の待つ街

喜び悲しみ教えてくれた

愛とやすらぎ溢れているこの街

古い時計は命を削り乍らも

愛の振り子を止めはしない

そして僕は夢に負けない

発売日:2009-05-20

歌手:谷村新司

作詞:谷村新司

作曲:濱田金吾