私のラブソング-下田逸郎

この窓辺にすわって 私は待ちつづけた

いくつものたそがれ ため息ついて見送り

いつか誰か私に 心からのラブソング

ときめいて夢見た 少女のように私は

あきらめましょう もう忘れなさい

この窓辺からドアへ ドアを開けて外へ

人から人へ私は やせた心で歩き

通りすぎ流され いつのまにか年老いた

少し疲れた男の つかのまのラブソング

なぐさめてくれるけど 肩すぼめて逃げ出した

やさしいけどね もう昔の話

この私には愛の唄など てれくさい

誰もいない店の隅 さりげなく流れてくる

なんてことないこの唄 わけもなく泣かせます

私は口ずさんでる 私だけのラブソング

自分の手を見つめて 今はじまる愛の旅

遠まわりして でもここまでは来た

この私には愛の唄しか唄えない

私は口ずさんでる 私だけのラブソング

自分の手を見つめて 今はじまる愛の旅

発売日:1999-05-21

歌手:下田逸郎

作詞:下田逸郎

作曲:下田逸郎