hand-高杉さと美

甘い木々の香りと 日だまり揺らす風の音

気の早いTシャツに袖を通したら

わたしの一番好きな季節が始まる

手に入れるたびに 落とし物増えてくなんて

ネガティブなシナリオに振り回されたりしないで

宝物ならいつでもここに ほら光ってる

生まれたその日から 手にしてる鞄の中

知らず知らず思い出は 膨らんでく

溢れそうになったり ちぎれそうになっても

その一つ一つを 抱きしめよう

大切なモノは あぁ 重いけれど

潤んだ瞳を あくびのせいにしてごまかす

あなたの優しさを 見落とさないように

枯らさないように 笑顔忘れずいたいの

どこまでも続く 未来を夢見てみるけど

厄介なリミットがあるからこんなにもあなたを

愛せるのでしょう 愛しいのでしょう

これから先も

新しい1日は 新しい出会い連れて

もっと高く遠くに 羽ばたく為

哀しみ吹き飛ばす 暖かな風運ぶ

宝物詰まった この鞄が

導くその場所へと 歩いてゆこう

片方の手はあなたを 片方は明日を

支えるために 照らしだすために

握りしめた 光

あなたの話し声 あなたの笑い声

誰より近くにいて 聞いていたい

時には立ち止まって 裸足になって眠って

生まれたその日から 手にしてる鞄の中

知らず知らず思い出は 膨らんでく

溢れそうになったり ちぎれそうになっても

その一つ一つに 意味があるの

あなたと出会えた この季節のように

発売日:2010-05-26

歌手:高杉さと美

作詞:Satomi Takasugi

作曲:Jun Tanaka