風天、空ヲ翔ケル-nicoten

まるいビー玉のような 雲が胸を翔けている

青空に落ちてゆく 夢で目が覚めた

少し早い夏の訪れに気付いて

今を忘れ夢中で自転車を漕いだ

ずっとずっと終わらないと思っていた

それはまるで 5時のチャイムの寂しさのよう

まるいビー玉のような 雲が胸を翔けている

青空に落ちてゆく 夢で目が覚めた

遠い、遠い明日まで 届きそうな気がしてさ

今日だけはズル休み 空を翔けてゆく

いつか終わる長い坂道の途中で

壊れている右のブレーキを そっと握った

破ってしまったままの 誰も知らないあの日の約束

胸の奥をチクッとさせる

まるいビー玉のような 雲が胸を翔けている

青空に落ちてゆく 夢で目が覚めた

深い、深い空まで 潜れそうな気がしてさ

呼吸すらも忘れて 空を翔けてゆく

やっと目が覚めた

発売日:2013-07-24

歌手:nicoten

作詞:宮田航輔

作曲:宮田航輔