春すぎて夏来(け)にけらし 青々と若葉煌めく 霧晴れた山野のさきに 風恋しくそよぐ 深い緑萌ゆる 小道ひとり歩めば いつしか密やかに想い馳せ 我が心彩どる遠き記憶 遥かなる詩が聞こえる さやかに木霊が響く 周りは悠久な大自然 澄み渡る杜の香り しゃらりしゃらりと 鈴の音鳴らし 足任せに山野をあゆむ 古川の音は さらりさらり澄みやかに 我が心和ませる 草原を彩る ワタスゲの白穂は 夏風にさやさや揺すられて ふわり身を放ち我が身を包む 耳を澄ませば聞こえる 葉音が優しく歌う 五感で感じる大湿原 澄み渡る花の香り 「初夏が香るこの時期は、美しく咲き誇る水芭蕉が見所です。 イタリア君のお家では、 美味しく実ったトマトの畑が景色一面に広がっているようで… 是非一度、行ってみたいですね。」 木漏れ日 煌めく水面は 緑青色に輝く 白樺の小道から眺めれば 淡い世界に癒される 仰ぎ見る若草の丘 敷き詰める青紫の花 美しき色彩に囲まれて 澄み渡る初夏の香り 発売日:2015-06-24 歌手:日本(高橋広樹) 作詞:北島美奈 作曲:北島美奈
静寂に響く 新たな鼓動 幾重の音 彩る世界 行く先照らす 小さな蕾 現れた新境地 あたたかな風 くすぐる頬 優雅に薫る 桃色桜 流るる時 静かに眺め 微笑み浮かべている 心和ませる 生きとし生けるものへ 込み上げる この気持ち 掲げよう 大空へと高く 溢れる想い 抱いて 風に乗せ 届くように 願いを込めて 捧げる 至極の幸福を 生まれた奇跡 抱きしめ 未来へと 繋ぐ為に 大きな花を 咲かせて 贈る いついつまでも ひらひら落ちる 桃色桜 喜び舞うの あるいは哀し 最期まで 咲き誇る姿 儚くも美しい 限りある生命 訪るる別れの日 物語 書き留め 開かれた 新たなる道へ 果てなく 続くようにと 今ある全て 模る 小さな種に 包んで 贈る 未だ見ぬあなたへ 移りゆく 景色の中で 輝き 見失おうとも 刻まれた時 浮かべては いざなわれし一筋の光 受け継がれし生命いと愛し 我が心和ませる 生きとし生けるものへ 込み上げる この気持ち 掲げよう 大空へと高く 溢れる想いを 胸に 風に乗せ 届くように 願いを込めて 捧げる 至極の幸福を 生まれた奇跡 抱きしめ 未来へと 繋ぐ為に 大きな花を 咲かせて 贈る いついつまでも 発売日:2017-12-06 歌手:池田彩 作詞:Ken Asano 作曲:Aya Ikeda