FEL FEARY WEL.-霜月はるか

淡い風にそよぐ花よ どうして咲いているの?

いずれその色も形も灰になる世界で

もう二度と帰ることない 幼い私の家

甘く蘇る香りが 胸を満たしている

深い森の奥 鮮やかに

揺れる光 射し込んで

ふたりの居場所を 探しながら

あの歌を口ずさむ

独りぼっちでは 泣いてしまう君だから

私が選んだ別れ道 伝えられずに

ただ突き放すことでしか さよならできなかった

もし願いが届くのなら 笑顔で見送って

“FEL FEARY WEL.”

(ありがとう)

深い海の底 沈みゆく

揺れる光 射し込んで

眠り姫の城 護るように

この歌を奏でよう

心配しないで 私はもう泣かないよ

歌えばいつでも逢えるから 独りじゃないの

淡い風にそよぐ花は 最期を知りながらも

大事な人と笑うため 今日も咲いているよ

君の消えない歌声も 私の命に在る

あの日 指切りしたように

一緒にいつまでも

発売日:2009-10-14

歌手:霜月はるか

作詞:日山尚

作曲:霜月はるか