花ひらく蒼天-霜月はるか

天上(そら)にひらける花は

蒼く儚く散りゆく運命を知り

現実(いま)を見届けるLip-Aura 呪いの花

ゆるむ蕾が薫らせる 幻影 とどければ

追い風は花片を乗せて 楽園に誘う

わたしにも涙(みず)をください

乾いてゆくこのからだ

あなたには潤せますか

空に解いてくれますか

時間を手放す意思が 願いを呟くなら

抱き留めたはずの永遠は色に呑まれていく

踊る少女は軽やかに 未来(きおく)を手繰りよせて

自らが枯らす世界に息吹を重ねる

わたしにも光(うた)をください

すべて失くした心が

最期まで視ていられる夢にも

つづきがあるように…

まわる刻の輪 くり返し 終末をささやく

大切なあなたのために 記憶(みらい)を示しながら

睡る少女は安らかに 遠い明日 えがき

空はいまだ蒼いまま 落日を待ち焦がれる

発売日:2015-03-18

歌手:霜月はるか

作詞:日山尚

作曲:霜月はるか