想い出のクリフサイド・ホテル-中村雅俊

最後まで君だけが 嘘の名で通したね

マリーナを見下ろす部屋で

西風が灼けた肌濡らしてく頃

君を忘れられたらいいね

夏の日の恋だと割り切れぬ 俺を笑え

想い出のクリフサイド・ホテル

ああ淋しいとささやけよ

想い出のクリフサイド・ホテル

抱きしめてくれもう一度

事情(わけ)のある女だと瞳(め)を閉じて泣いてたね

細い腕うなじに回し

引き湖の渚から君が消えてく

逢わなかったことにしてと

甘い夢醒めれば ほろ苦いただの男さ

想い出のクリフサイド・ホテル

大人でしょうと背を向けた

想い出のクリフサイド・ホテル

君がいちばん哀しいね

君だけが本当の君を知らない

想い出のクリフサイド・ホテル

ああ淋しいとささやけよ

想い出のクリフサイド・ホテル

君がいちばん哀しいね

発売日:1992-02-01

歌手:中村雅俊

作詞:売野雅勇

作曲:鈴木キサブロー